どんな場合に診断する？

ホームインスペクション（住宅診断）を実施することで、住宅の価値を判断することが可能になり、主に中古住宅の時、購入するか否かの適切な判断を行う基準にする事ができます。

購入後の住宅に重大な瑕疵が見つかり、売り主とトラブルになってしまうという事も、事前に住宅診断実施して建物の現状を知る事で、回避することにつながります。

また、重大な瑕疵が見つかれば、想定外の修繕費が発生する場合もありますので、住宅購入の判断材料として、ホームインスペクション（住宅診断）を活用して頂ければと思います。

リフォームされていない中古住宅を購入された方は、次にリフォームを検討する方が多いと思います。劣化状況をしっかりと把握することで、適切な補修や修繕費用を算出することが可能になります。

床下や屋根裏までの細部診断により、躯体の劣化状態等を把握することで、より詳細に適正な補修費用を算出できます。その場合は、リフォーム会社や施工会社ではなく、ホームインスペクション専門会社に算出してもらった方がより、適切な補修・修繕費用を算出してもらえると考えます。但し、適切な改修をする場合には、設計図が必要な場合がありますので、その時は設計費がかかる場合があります。

中古住宅に関する品質意識の高まりから、ホームインスペクション（住宅診断）が認知されるようになってきました。特に、大手不動産業者が自社物件に対して「インスペクション済」であること強調ケースも増加しています。このように、買い主に安心して購入してもらえる様、ホームインスペクションの実施を活用する例が増えています。