木造住宅耐震診断

特に、昭和５６年以前の木造住宅は耐震性能が低く、耐震対策を適正に行うには、耐震診断が重要になります。耐震診断によって問題点を把握でき、適正な補強計画を行うことができます。又、ローン減税等に必要な「耐震基準適合証明書」の発行ができます。

木造２階建て以下の軸組工法による戸建て住宅

・目視や触診により屋根、外壁、室内などの劣化状態を検査

・床下や小屋裏を点検口からの調査

・外部調査

基礎部分　　コンクリートのひび割れ、欠損、劣化などを検査

外壁部分　　ひび割れ、欠損などの検査、壁の種類

軒裏部分　　ひび割れ、欠損、雨漏れ跡などの検査

バルコニー　防水層のひび割れ、劣化などの検査

 

・内部調査

床部分　　　ひび割れや劣化、沈みなどの検査

壁部分　　　雨漏り跡、ひび割れや劣化、傾きなどの検査、壁の種類・筋かいの種類

天井部分　　雨漏り跡、ひび割れや劣化などの検査、火打ち

床下部分　　コンクリ―トのひび割れ、欠損や木材の蟻害、腐朽などの検査

　　　①床下点検口より目視可能な範囲

　　　②必要に応じて床下に潜り、点検します。

 

小屋裏部分　構造材の劣化、欠損、雨漏り跡などの検査

　　　①天井点検口から覗き込んでの調査となります。

　　　②必要に応じて内部に侵入して調査します。

　　　③天井点検口を新設する場合は別途費用がかかります。

診断ソフトにより、今の基準に対してどの程度なのかを診断します。
必要により、今の基準に合わせた改修の設計を行い改修工事を行います。

昭和５６年以前の建物は、行政により金額は違いますが、診断・設計・改修費共に助成金が出ます。詳細は、「住宅診断サービス新潟」までお気軽にご相談ください。